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虚構の王 登場人物 コメント 藤山海里による日本の漫画作品。『月刊コミックジーン』(メディアファクトリー)で、2011年7月号より連載開始。既刊2巻。 登場人物 コロトック:五月女 詩音 むしのさざめき(精神攻撃)必須 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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あなたがいるから 美树原爱的Image Song之一,金月真美曾进行过翻唱。 歌曲信息 作词:青柳美奈子 作曲:白川明 编曲:山本健司 Guitar:梶原順 Chorus:広谷順子,木戸やすひろ,比山貴咏史 Image Song Version 演唱:栗原みきこ K-BRAND Version 演唱:金月真美 歌词 潮風がそっと 泳ぎだした街で 初めてつないだ 熱い手のひら あふれる想いを 言葉に出来なくて とまどうしかない 私だけれど もしも神様が いるからどうか ずっとあなたとふたり 歩いていたい 太陽がまぶしいほど うつむいていた小さなひわまり 青空に輝けるね あなたがいるから 鏡に向かって 練習してるのに たった一言が 言えないままね だけどいつの日か 誰も知らない 私らしい笑顔を 見つめてほしい 夏色の風を抱いて まっすぐに咲く小さなひまわり その腕で抱きしめてね あなたが好きです 太陽がまぶしいほど うつむいていた小さなひわまり 青空に輝けるね あなたがいるから 收录CD 月刊心跳回忆 No.10 (1997/05/03) 心跳回忆 Vocal Best Collection5 (1997/12/22) 心跳回忆 Vocal Best Collection Encore Special (1999/12/23) 金月真美 K-BRAND (1998/01/21) 相关页面 音乐
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あなたがいるから-Monitor of Love- 元曲動画URL 08/11/20ver1.50投稿(旧版07/11/20投稿=sm1577502) 歌ってみた動画 『あなたがいるから-Monitor of Love-』を歌ってみた by さらら さらら 07/12/14 初音ミクの『あなたがいるから-Monitor of Love-』を歌ってみた(紫もも) 紫もも 07/12/16 名前 コメント
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【検索用 あなたかみたせかい 登録タグ 2023年 CeVIO sazanami/庭の花 talow あ ぬごですが。 内緒のピアス 可不 曲 曲あ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:内緒のピアス 作曲:内緒のピアス 編曲:内緒のピアス ギター:sazanami/庭の花 絵:ぬごですが。 動画:talow 唄:可不 曲紹介 「逃れあった僕たちに足りないのは次のどれ?」 曲名:『あなたが見た世界』(あなたがみたせかい) 歌詞 (概要欄より転載) 後悔ばかりだったこの部屋に 今日こそ告げるよ、さよなら いつかは笑って聞かせてよ あなたが見た世界 賑やかな角を外れて 通い慣れた交差点 少し小さな公園の 弾む声は聞いたことがない もう何度だって 抱き合って 探り合った 二人の傷 誤魔化す距離 “もう何度だって” そう言って 満たしておけば これも嫌いで綺麗な嘘になる 問題 逃れあった僕たちに足りないのは次のどれ? “好きだよ、ありがとう、そして...” いやだ聞きたくない 後悔ばかりだったこの部屋に 今日こそ告げるよ、さよなら いつかは笑って聞かせてよ あなたが見た世界 “恋だなんてただの飾りね” あなたがよく言った言葉 都合で切って貼ってラベルなんて用意すれば 脆くなる僕たちの関係 春を待って遠い星に願うことなんてもうしない 離せないから繋いでいた この手が大嫌い いっそ僕を強く殴って そこに答えや意味などいらない 情けなくってぎゅっと抱いて 哀しくなる いっそ僕を強く殴って そこに答えや意味などいらないと 見つめ話そう もう何度だって 抱き合って 探り合った 二人の傷 誤魔化す距離 “もう何度だって” また言って 満たしておけば これも嫌いで綺麗な嘘になる 最終電車 もう行かなくちゃ 最初で最後になるでしょう あなたは何か呟いて僕の手を握った 問題 逃れあった僕たちに足りないのは次のどれ? 好きだよ、ありがとう、そして... “いやだ聞きたくない” 後悔ばかりだったこの部屋に 今日こそ告げるよ、さよなら いつかは笑って聞かせてよ あなたが見た世界 あなたが見た世界 コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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幸せになりましょ 2人で馬に乗り 世界中旅する 何者にも妨げられず 自由に 生きて行くのよ 皇帝に 自由など無いのだ 皇后も等しく 義務を負う 妨げるものなどないわ 厳しい道だ あなたがいる ふたり 寄り添えれば 全てに 堪えることができる 勇気を失い くじけた時でも あなたが 側にいれば 義務の重さに 夢さえ消える 夢はそこに ささやかな幸せも つかめない 私がつかめる いつか私の目で 見てくれたなら 解り合える日が来るでしょう これを君に 愛の証なんだ もったいない つけてごらん とても重い 勇気を失い くじけた時でも あなたが 側にいれば 好きよ(好きだ) あなたが 必要よ(だ) -
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あなたがわらうと【登録タグ あ みくるJ りみゆ 初音ミク 曲】 作詞:りみゆ 作曲:りみゆ 編曲:みくるJ 唄:初音ミク 曲紹介 りみゆ氏の自作歌唱曲をアレンジしたミクカバー曲。 ロック調でどきりとするような直截的な歌詞だが、過激さの中に切なさが透けて見える。 同人CD「レプリカドール」収録曲。 歌詞 泣かないで 大丈夫だよ 直ぐに終わる痛みだから良い 貴方は知らない振りで良い ちゃんと言えたらよかったのに 視界の片隅 貴方が滲んだ むりやりに僕を刺した尖(とげ)は 体から抜けないまま うまく息ができないから苦しい 漏れた呼気と 擦(かす)れた ――― 受け入れるための疵(きず)が 癒えない間に 違う何かを想うことは 嗜虐の快楽にうち震える 肢(あし)を開げて 犬に犯され喜ぶより 浅ましいのか 被虐の悦楽の海のなか 泳ぐ音がする 濡れて光るスプールを飲込み 美しく死ぬ 貴方の髪に絡めていた指を 瞼に触れていた手を はなしてあげる でも あなたが笑うと嬉しい なんて 深淵に ひとり 落ちてしまう時になって 言わないで 泣かないで 好きだから 大丈夫だよ (PIAPROより転載) コメント 美しく死ぬ、のとこが本当に好き。でもサビの盛り上がりもう一回くらい増やしてもいいかな、なんて思う。 -- リュウ (2013-02-07 13 00 47) 最後好き -- てにゃ (2013-07-12 22 48 47) 最後好きわかる -- 名無しさん (2023-06-28 08 58 41) 名前 コメント
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あなたが幻想入り 動画リンク コメント・レビュー あなたが幻想入り 何人目の幻想入りか 作者 ひとこと 主人公 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらもご覧下さい。
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どうしようもないくらいに、あの人の涙は綺麗で…… まるで小さな鈴が、澄んだ音を鳴らしながら落ちているみたいだったんだ。 俺はあなたが 高校二年の春のある日、テニスの練習試合の帰りに立ち寄ったハンバーガーショップで、俺達は他愛無い話に花を咲かせていた。 俺達というのは、今目の前に座っている大川冬子さんと冬子さんのお友達のあきさん3人だから、俺達。 冬子さんは俺の姉さんの友達で、子どもの頃から良く知っている。そして、俺が好きな人でもある。 今日の試合に勝ったご褒美にと、冬子さんがハンバーガーを奢ってくれたのだ。 そんな冬子さんには社会人の彼氏がいて、付き合って確か1年くらいのはずだ。だから俺は今、彼女に片思いをしている事になる。 10年。 6歳の頃、自分の気持ちに気づいた。 しょっちゅう家に遊びに来ては俺の面倒を見てくれていた、優しい冬子お姉ちゃん。冬子お姉ちゃんが遊びに来る日は、俺はとてもいい子だった。 子どものくせに好きな人に好く見られたいだなんて、今思い出しても笑える。 どうしてそんな俺の初恋の人である冬子さんが一緒にいるのかというと、先週家に遊びに来ていた冬子さんの元気が無かったから。 ちょっとでも気分転換になればと思って駄目もとで練習試合を見に来ないかと誘ったら、あっさりOKしてくれた。 ちょっと吃驚したけど、今こうして友達と笑っている冬子さんを見ると誘って正解だったと思った。 「でも本当、長太郎君強くなったよね。中学3年からはレギュラー外れた事ないんでしょ?」 カラカラとアイスコーヒーの入った紙コップをストローでかき回しながら冬子さんが言った。 「うん。でも俺、サーブしか得意なものないけどね」 俺もそれを真似てコーラをストローでかき混ぜる。 「そんな事無いよ。サーブだけであの氷帝テニス部のレギュラーに居続けるなんて出来ないでしょ。長太郎君が努力したって事だよ」 「そうかな?」 「ねえ、すごいよね?」 「うん、すごい! 高校生なのに皆上手なんだもん」 そうだよとまるで自分の事のように嬉しそうに力説する冬子さんは昔から誰に対しても優しくて、それでいて芯が強くて、俺は大好きだった。 さらにあきさんも褒めてくれて、ちょっと嬉しいかも。 「今日もストレート勝ちだもんね。幼稚園の頃の長太郎君からは想像もつかないくらい身長も伸びたし」 「ちょっとは男らしくなったかな?」 「うん、男前になった!」 「冬子ったら大きな声で応援出来ないって言って、隣りでずっと長太郎君頑張れ、長太郎君頑張れってぶつぶつ言ってたのよ」 「やだ、あきったら、恥ずかしいから言わないでよ!」 「ははは、冬子さんらしいや」 そう言って笑いながら話す冬子さんの一言一言が、何だか新しい音楽を聴いているようで、俺の胸は躍った。 「冬子さんは、ファゴットだね」 唐突に訳の分からない事を言った俺に、冬子さんは一瞬目を丸くする。 「……オーケストラで見かけるあの楽器のファゴット? もしかして、ボーッとしてるってこと?」 ボーッとしてるとは、恐らくファゴットの音の事を冬子さんは言ってるんだろう。 「違うよ、ファゴットってすごく長くて大きいでしょ? それにとっても心が落ち着く音がするし、オーケストラには欠かせない存在じゃない? だから、冬子さんみたいだなって」 ますます分からないといった顔をする冬子さんに、俺は思わず笑ってしまった。 「悪い意味じゃないから、安心して」 言葉を濁す俺に、冬子さんは口を尖らせた。 「え~、気になる。私ファゴットなんて吹けないし」 「だから、そうじゃないって。例えだよ、擬人化ってやつ?」 「余計分かんないよ……」 「ふうん。ファゴットねえ」 「何よあき。その目は?」 「別にぃ~」 あきさんは俺の言った言葉の意味に気付いたのだろうか。チラリと俺を見て、にっこり微笑んだ。 と、どこかで携帯の着信音が聞こえて来た。 「あ、私だ」 そう言って冬子さんは携帯をバックの中から取り出した。メールだったらしいが、画面に走らせた目が少し揺らいで見えた。 なんとなく顔が暗くなったような気さえする。 「ーーー長太郎君、呼び出しかかっちゃった」 そう言って困ったように笑う。 「あらま、残念。もう少し長太郎君と冬子のやりとり見たかったのに」 「何か面白い事なんてしゃべってた?」 「うん」 あきさんの笑顔を不審がる冬子さん。俺も別に聞いてて面白い話をしていた記憶はないけど、あきさんは何か面白かったようだ。 ……もしかして、俺の片思いっぷり? 考えると立ち直れそうにないから考えるのをやめた。 「彼氏からでしょ? メール」 あきさんの言葉にドキッとする。 そう、呼び出した相手はもちろん冬子さんの彼氏で、俺の幸せな時間は長くは続かなかったという訳だ。本当は思いっきりため息を吐いてしまいたい所だけど、ぐっと堪える。 「じゃあ、出ようか?」 店を出た所で冬子さんは俺を振り返り、ごそごそとバックの中から紙袋を出して俺にくれた。 「え? 何?」 「リストバンド」 「へ?」 「するの嫌いだったら別に無理してしなくていいから。いつも頑張ってるし、プレゼント」 「そんな、今ハンバーガー奢ってもらったばっかりなのに」 紙袋を受け取り、俺は申し訳なく思いながら冬子さんを見つめる。 「ハンバーガーくらいじゃね。それに高いものじゃないし、気にしないで……そろそろ行かなくちゃ。じゃあ、またね!」 俺の前から少しずつ離れて行く冬子さんと、お友達。 ふとお友達が走って戻って来て手招きをした。 何事かと体をかがめると、耳元で言った。 「頑張ってね。私、応援してるから」 「え?」 「プレゼント、つけなよ。冬子喜ぶから」 「あ、はい……?」 きょとんとする俺の肩を、あきさんはポンと叩くと先を歩いていた冬子さんに呼ばれてじゃあねと去って行った。 あきさんが言った言葉の意味、もしかして俺が冬子さんを好きな事を応援しているという事なのだろうか? それとも、テニスの事なのだろうか。 俺は焦燥感に駆られて追いかけそうになる心を落ち着かせるため、もらった紙袋を握りしめた。 夜になって、俺は一人ランニングをしていた。 走りながら冬子さんと一緒にいた時間を噛み締める。 冬子さんの笑顔、そして、プレゼントにくれた俺の右腕に輝いているリストバンド。こうしたちょっとした気遣いが、本当に冬子さんの優しさを現していると思う。 いつもより軽快に足が前へと進む。 そして近所の公園に差し掛かった時、俺は見てしまった。 薄暗い公園の端っこのベンチに一人座っている、冬子さんの姿を…… 俺は偶然の再会に嬉しくなり、冬子さんの側へと近づいた。 グスッ…… !? 俺の足は途中で止まった。 シューズが土を捕らえる音に、冬子さんが顔をあげる。 「……長太郎、く、んーーー?」 驚いた冬子さんは、自分が泣いている事も忘れて俺を呆然と見つめていた。 スルリと目の端から零れ落ちる涙が、街灯の明かりに反射して一瞬キラリと輝いた。 俺は馬鹿みたいにその場に立ったままで、何にも言えなかった。 あまりにその涙と泣いている冬子さんの姿が綺麗で、動けなかったんだ。 どうして泣いてるの? 何かあったの? 頭の中でぐるぐると言葉の羅列は回るのに、それが口をついて出てくれない。ふと冬子さんは小さく笑った。 「やだな、こんな所、長太郎君に見られるなんて……」 手の甲で自分の目元をこする冬子さんに、俺はようやく足が進んで近寄る事が出来た。 「どうしたの?」 隣に座った俺から目をそらし、冬子さんは俯いた。 「私、振られちゃった……」 「えっ?」 俺は耳を疑った。今、確かに冬子さんは振られたと言った。 信じられないと言葉に詰まる。 半年ほど前、偶然街で冬子さんを見かけた事があった。部活の仲間と一緒だったから声はかけなかったが、その時一緒に歩いていた男の人が冬子さんの彼氏だとすぐに分かった。 だって、今まで俺の前では一度も見せた事の無い女の人の顔をしていたから。 恋してるんだって、その人の事が好きなんだってその顔を見ただけで伝わって来るほどの輝いた顔。 その顔で俺を見て欲しいとどれほど強く願ったか知れない。 冬子さんの彼氏より、俺の方が冬子さんの事を好きだなんて勝手に対抗心を燃やしては、自己嫌悪に陥っていた。 「なんかね、好きな人が他に出来たんだって」 またぽろりと冬子さんは涙を零した。 初めて見た冬子さんの涙ーーー 泣いている女の人を慰める術を、俺は知らない。 どうしようかと逡巡し、俺はゆっくりと夜空を見上げながら話し始めた。 「今日さ、冬子さんがファゴットみたいって話したよね?」 冬子さんは静かに俺の話に耳を傾けてくれているみたいだった。それを空気で確認して、続ける。 「ファゴットってさ、バイオリンとかフルートみたいに誰でも知ってる楽器って訳じゃないけど、すごくオーケストラでは大事なんだ。大きくてすごく存在感があって、まっすぐで美しいフォルムで、何よりあの音が俺、大好きなんだ」 そう、ファゴットの存在そのものが、冬子さんみたいだと思ってた。 好きな音と大好きな人が重なるのは、もしかしたら至極当然の事なのかも知れない。 バイオリンやフルートやトランペットみたいに花は無いかもしれないけど、それでもやっぱり、冬子さんはファゴットみたく控えめで、それでいて無くてはならない存在で、何より美しい。 ふとあきさんの言葉を思い出す。 応援してるから。 やっぱりあの言葉は俺の恋を応援しているという意味だったのだ。 友達なら冬子さんが彼氏と上手く言ってない事は知っていたはずだからーーー 途端に勇気が湧いて来る気がした。 「ーーー今の、告白したつもりなんだけど……俺じゃ、駄目……?」 「ちょう、たろ……くん?」 自分でも吃驚する程優しい声が出た。冬子さんは驚いて顔を上げる。 そっと冬子さんの涙を拭って、俺は深呼吸を一つした。 「俺、冬子さんから見たら子どもだし頼りないかも知れないけど、それでも冬子さんの事好きって気持ちは誰にも負けないーーー悲しい思いなんてさせない……」 冬子さんの唇が小さく震えている。 失恋したばかりの人に告白するなんて、俺は卑怯だと思う。 でも、傷ついてる冬子さんは見たくない。守ってあげたいって、そう思ったんだ。 「ずっと……子どもの時からずっと冬子さんの事、好きだった」 俺の心臓はドキドキしすぎて止まっちゃうんじゃないかと思った。 それくらい、すごい速さで鼓動している。 「……」 吃驚しすぎたのか、冬子さんの涙は止まっていた。そしてまた俯いて両膝の上に置いた手に力を入れた。 「ごめん、こんな時に告白なんかして……」 急に湧き出した罪悪感に俺が謝ると、冬子さんはううんと首を横に振った。こんな時でも俺の事を気遣ってくれている。 「俺と今すぐ付き合って、なんて言わないし、俺の事無理矢理好きになって、とかも言わない。でも、冬子さんの隣にいることを、許して欲しいんだーーーきっと、守ってみせるから」 「ーーーありがとう……上手く言えないけど、ちゃんと考えるから……長太郎君の事、真剣にーーーだから、少し、時間くれる?」 俺は正直驚いた。こんな前向きな答えが返ってくるなんて、誰が予想できただろう。 「うん、ずっと待ってるから。何年でも、何十年でも……」 6歳の頃から好きだったんだ、いつまでだって待ってやる。 冬子さんはいつものあの優しい笑顔で俺を見つめると、そっと俺の手を取って握手をした。 ぎゅっと握った冬子さんの手は小さくて、力を入れると簡単に消えてしまいそうだ。 「どうしよう……私、振られてすごい悲しかったはずなのに、長太郎君に告白されてーーー嬉しいって思ってる……」 「じゃあ、俺の事好きになったんだ」 「あ~、生意気……私は、長太郎君のファゴットなんだね」 「うん、世界で一番大切なファゴットだよ」 「それなら長太郎君は、私のバイオリンだね」 「……それ、俺が弾けるからでしょ?」 「当たり」 そう言って、冬子さんは鈴のように笑った。 俺の前ではこうやってずっと笑っていて欲しい。 あんなに綺麗な涙は見た事無くてすごくドキドキしたけど、今度涙を見る時は嬉し涙を見せて欲しい。 握られた手のぬくもりが、心の奥底にまで伝わって来る。 今、俺は冬子さんの隣にいる。 その位置が本当に許される立場になるまで、隣にいる事を許されるまで、あと少し我慢しよう。 俺はあなたが、どうしようもなく、大好きですーーー END =あとがき= はい! ここまでお付き合い下さいまして、ありがとうございました。 鳳って、可愛すぎると思いませんか? ってか、この話はまだ全然鳳長太郎というキャラがどんな子か把握してない時に書いたので、なんか違う。と思われた方もいるかもしれませんがお許しを… これはこれで結構気に入ってるお話なので、手直しはしません(そう、面倒だからw) どうしても鳳はバイオリンやってる、というイメージが私の中で固定されてて、アニメとかコミックで演奏してるのか知らないんですが、ついつい音楽の話を混ぜてしまいます。 うん、私もファゴットの音、好きです♪ このあと年上の彼女が出来たかどうかは、ご想像にお任せ致します(笑) お帰りの際は、窓を閉じてくださいv 氷帝学園トップに戻る
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第21話(ピラミッドルート)にて、古泉がオワタ王戦後、遊戯に王の力が継承されたことが判明されたときにつぶやいた台詞。 元ネタは週刊少年ジャンプの漫画『DEATH NOTE』の登場人物「魅上照(みかみテル)」の電波台詞「あなたが神か?」。 魅上は潔癖的な正義感を持ち、犯罪者を死で裁くキラ(夜神月)を神と崇拝する狂信者。 そこを見込まれ、デスノートを使えない月に犯罪者の裁きを任された。 その後、月と初めてコンタクトを取ることができた際に魅上の最初の発言が上述の台詞である。 DEATH NOTEには名(迷)台詞が多く、電波的な発言も多いがこの台詞は同誌に連載されていた『太臓もて王サーガ』に上述の台詞含む一連の流れをパロディにされたため、作品を超えてこの台詞は知られるようになった。 2ch(ニコニコ動画)では住人を喜ばせる者を「神」と呼ぶことがあるので、上述の台詞・パロディを知ってる人はこの台詞を使って賞賛する。
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きょこうのひかり【登録タグ Ev(イーブル)P NexTone管理曲 き 初音ミク 曲】 作詞:Ev(イーブル)P 作曲:Ev(イーブル)P 編曲:Ev(イーブル)P 唄:初音ミク 曲紹介 Ev(イーブル)P こと Calla Soiled氏 の3作目。 だいぶ前に見た夢が素敵だったので音楽にしました。(作者コメ転載) イラストは くろぶた月刊氏 が手掛ける。 CD 『亜』 収録曲。 歌詞 虚構の中に君はいるの? 無菌室、横たわる 君は眠ってる ガラス越し、まだ少し 皮膚が無いね 繰り返し、繰り返し 君は変わるもの 何回も、何回も 慣れたよ 君と僕は同じ 僕が見たのは僕で 心地いいのは夢で 君はどこにもいない 一度だけの物語 君の事忘れない 一度だけは儚くて もう一度夢で会えたら 時を過ぎて君を失くす 少しだけ、ケロイドの 肌が見えている 君の手に、レヂロップ 変なボトル 筋組織、皮膚組織 少し不自然だ 君の事、笑ってる 君も笑ってる 夢の中に君はいるの? 現実にはいない 非現実ですらない 思い出してもすぐ 壊れたパズルのように 一度だけの物語 君の事忘れない 一度だけは儚くて もう一度、もう一度 思い出せずに消えていく 日常に戻っていく 一度だけは儚くて もう一度夢で会えたら コメント 仕事乙です! -- 元親 (2013-04-28 23 44 16) いいわぁ -- 名無しさん (2014-08-15 14 21 15) 名前 コメント